コウヤノマンネングサ科 コウヤノマンネングサ属 Climacium japonicum クリマキウム ヤポニクム

通称・流通名・漢字名 | マンネンゴケ、コウヤノマンネングサ、高野の万年草 |
大きさ | 大型 5~10cm |
場所 | 山地の湿った地上 |
分布 | 北海道~九州、シベリア、中国、ロシアなど |
「クサ」と呼ばれるように、日本産の苔の中では最も大きくなる種のひとつ。
山地の林の中や谷など、湿度の高い腐植土上に群生します。
茎から枝状に多くの茎を出す姿はミニチュアの木のよう。
褐色のしっかりとした地下茎が地中を這い、ここから伸びた直立茎が地上に出ます。
立ち上がる茎は5~10cm。葉の上部は湾曲します。
乾燥に弱く苔庭には向きませんが、テラリウムや盆栽などで利用されます。
和名は「高野の万年草」の意味で、高野山にちなんでいます。
よく似た種にフジノマンネングサがあります。
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