ジンガサゴケ科 ジンガサゴケ属 Reboulia hemisphaerica レボウリア ヘミスファエリカ
漢字名 | 陣笠苔 |
大きさ | 1~4cmほど |
場所 | 人家や庭や路地など、低地の半日陰の湿った土上や岩上 |
分布 | 北海道~琉球、小笠原、東アジア |
地だけでなく公園の植え込みや石垣など、よく見かける苔です。
湿った場所に群生しています。
表面はゼニゴケと似た形状で緑色ですが、縁と裏側が赤紫色をしています。
雌器托の頭部が、古くから陣中で使われたという「陣笠」と呼ばれる笠に似た形をしています。
笠には浅い切込みがあり、3~5つに分かれています。
成熟すると、傘の下に黒い蒴がぶら下がります。胞子は黄褐色。
雄器托は柄がなく、葉状体の先端などにつきます。鱗片に覆われ、小判型。
雌雄同株で無性芽はつきません。
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